占いをなりわいとする方々や異業種の専門家に幅広く登壇していただき「占いとは何か」をみんなで模索するイベントです。
レジェンドたちの講演やケミストリーが楽しみなトークセッションを詰め込んだ濃密な1日。ゆるりとラジオ代わりに、ガッツリ画面に向かって、アーカイブを購入して後日少しずつ、お好みのスタイルでお楽しみいただけます
2024年のテーマは「あなたから世界はどう見えている?」
占いに携わっていることのよろこびと誇りを感じていただければうれしいです。
魔女が集うという夏至の日に一日どっぷり占いの世界に浸ってみませんか。
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-開催日時-
2024年6月21日(金)
(アーカイブ配信あり)
16:30〜21:00
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知らないうちにかかる"呪"
「目には見えない力の世界」
/ 鏡リュウジ・加門七海
季節の行事などの形で私たちの生活に染み込んでいる”呪”。
目に見えない世界へのアクセス方法である占いと呪術はどのような関係なのか、私たちの周りにどのような”呪”が存在しているのか、映画『陰陽師0』の呪術監修を務めた加門さんと、占星術研究家の鏡リュウジさんにお話いただきます。 -
古代メソポタミアにタイムスリップ
「バビロン天文日誌の世界」
/ ぐら・三津間康幸
かつて占星術と科学が同一であった時代に人々は星をどのように見つめていたのでしょうか。
”天体観測する占星術研究家”ぐらさんが、古代の占星術が記録されている粘土板を研究している三津間さんから、歴史の教科書には載っていない当時の人々の暮らしや信仰ついてお聞きしながら、占星術の源流をたどります。 -
最新の惑星論では解釈が変わる?
「天文学者から見える占星術の世界」
/ いけだ笑み・渡部潤一
占星術が生まれたとき人々はその当時知りうる事実を元にその意味づけを行いました。
現代に生きる私たちが知りうる惑星の事実を元に、その意味づけを行うとしたら?かつて海があったことがわかった火星はどういう象意になるのでしょうか。
占星術家のいけだ笑みさんが、国立天文台教授の渡部さんから最新の惑星論をお聞し、惑星の象徴を再考します。 -
言葉がなければ悩みは生まれない?
「ありがとうがない世界」
/ SUGAR・伊藤雄馬
文字も暦も持たず「そのとき」を生きる狩猟採集民ムラブリを研究する伊藤さん。
現代社会とはかけ離れた世界で生きる人々に悩みは生まれるのか。悩みとはどのように生まれてくるのか。
哲学する占星術家SUGARさんと、言葉と悩みについて探究します。 -
クロージング
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-開催日時-
2024年6月21日(金)
16:30〜21:00 -
-開催形式-
オンライン配信
Zoomの専用URLより配信
※途中参加・退出も可能です
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-参加費-
リアルタイム視聴
(ライブ配信)5,000円(税込)
リアルタイム + オンデマンド視聴
8,000円(税込)
※2024年7月20日(土)まで閲覧可能
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-お申し込み-
「占いアカデミー」HPにて
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-主催-
URANAI gathering実行委員会
- Talk Session -
※表示順序は対談の組み合わせ順です
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鏡リュウジ
占星術研究家、翻訳家
雑誌やテレビなど幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。占星術に対しての心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新した。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授を務めるほか、国内外で活躍中。
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加門七海
小説家、エッセイスト
東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。伝奇小説・ホラー小説を執筆するかたわら、呪術、オカルト・風水・民俗学などへの造詣を生かしたノンフィクションも発表。現在大ヒット上映中の「陰陽師0」の呪術監修を担当。
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ぐら
古典占星術師
幼少からの天文ファン。占星術独学後、古典占星術をペトロス・エレフセリアディス、肉眼での天体観測を主体としたメソポタミアの天文占星術をルーメン・コレブに学ぶ。2009年以降、統計占星術サービス運営、占星術鑑定、天体観望会、占星術ライブ講座を主催。
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三津間康幸
関西学院大学 文学部 准教授
ヘレニズム・バビロン研究者
アッカド語楔形文字文書『バビロン天文日誌』を主要史料として用い、旧約聖書やその続編、ギリシア語やラテン語で書かれた叙述史料や碑文史料・羊皮紙文書なども用いながら、ヘレニズム時代における王権と都市バビロンとの関係、天文学や占星術の発展について研究している。
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いけだ笑み
占術家
宇宙のからくりと人間存在の謎について、物心ついたころから考え続け、古代占星術と錬金術思想にたどりつく。1999年ごろから占星術のプロとしての活動。講師活動、研究会主催、雑誌への執筆に携わる。
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渡部潤一
自然科学研究機構国立天文台 上席教授
天文学者
国際天文学連合副会長。東京大学大学院を経て、東京大学東京天文台に入台。ハワイ大学研究員となり、すばる望遠鏡建設推進の一翼を担う。2006年に国際天文学連合の惑星定義委員として準惑星という新しいカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えるなど世界的に活躍。「賢治と『星』を見る」など著書多数。
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SUGAR
占星術研究家
慶大哲学科卒。2009年より占星術家として本格的に活動を開始。哲学や短歌、文学やサブカルなどをクロスオーバーする占星術家。
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伊藤雄馬
言語学者
タイ・ラオスで話される言語を中心にフィールドワークを行う。大学教員を経て、2020年から独立。ムラブリ語が母語の次に得意。2022年公開のドキュメンタリー映画『森のムラブリ』(監督:金子遊)に出演し、現地コーディネーター、字幕翻訳を担当。著書に『ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』(集英社インターナショナル)、『人類学者と言語学者が森に入って考えたこと』(教育評論社)