占いをなりわいとする方々や異業種の専門家に幅広く登壇していただき「占いとは何か」をみんなで模索するイベントです。
レジェンドたちの講演やケミストリーが楽しみなトークセッションを詰め込んだ濃密な1日。ゆるりとラジオ代わりに、ガッツリ画面に向かって、アーカイブを購入して後日少しずつ、お好みのスタイルでお楽しみいただけます
2025年のテーマは「あなたの”境界線”はどこにある?」
占いに携わっていることのよろこびと誇りを感じていただければうれしいです。
魔女が集うという夏至の日に一日どっぷり占いの世界に浸ってみませんか。
-
-開催日時-
2025年6月21日(土)
(アーカイブ配信あり)
17:00〜21:00
-
美しさは力なのか?
「美と醜の境界」
/ いけだ笑み・福田安佐子
ソンビと占いは「恐ろしくも/怪しくも惹かれる存在」として私たちの感情を揺さぶります。
怖れや怪しさに惹かれる時、人はそこに何を見出しているのか?人は何を“力”として受け取るのか?ソンビに魅了され研究を続ける福田安佐子さんと、占星術家のいけだ笑みさんが、その“美しさ"に潜む魅力の正体を探ります。 -
言霊は存在するのか?
「私と世界の境界」
/ 真木あかり・古田徹也
占いの現場では、放たれる言葉が生む“目に見えない作用”が相談者の現実を書き換えます。
瞬時に紡いだ一言がその先の人生を縛る呪いにも、未来を照らす光にもなる――その「言葉の力」を、言語と倫理を研究する哲学者・古田徹也さんと占い師の真木あかりさんが探究します。 -
生命は奇跡なのか?
「生命と非生命の境界」
/ ぐら・小林憲正
占いの現場で"星が導いた”と語る稀有な出来事は、「奇跡」なのか。
それとも“超低確率 膨大な試行回数”で起こり得ることだったのか。
生命の誕生を追い続ける宇宙生物学者の小林憲正さんと、”天体観測する占星術師”ぐらさんが、〈生命/非生命〉〈偶然/必然〉の狭間をめぐり、“奇跡”を再定義します。 -
感情は私のものなのか?
「身体と意識の境界」
/ SUGAR・櫻井武
私たちが感じる喜びや悲しみは、果たして本当に“私”が作り出したものなのでしょうか?
心はどこで芽生え、何がその舵を握るのか。神経科学の第一人者である櫻井武さんと、哲学する占星術家・SUGARさんに占いが揺さぶる「感情」についてお話ししていただきます。 -
運命に抗えるのか?
「運命と自由の境界」
/ 鏡リュウジ・濱野清志
運命という大きな流れの中で人は何を選び取れるのかでしょうか。
未曾有の変化が続くいま、臨床心理を学び、自然の気の流れに沿って内側に命を感じていく「気功」を実践する濱野清志さんと、占星術研究家の鏡リュウジさんが“自由に生きる”とは何かを、身体・心・運命の視点から語り合います。 -
クロージング
-
-開催日時-
2025年6月21日(土)
17:00〜21:00 -
-開催形式-
オンライン配信
Zoomの専用URLより配信
※途中参加・退出も可能です
-
-参加費-
リアルタイム視聴
(ライブ配信)5,000円(税込)
リアルタイム + オンデマンド視聴
8,000円(税込)
※2025年7月20日(日)まで閲覧可能
-
-お申し込み-
「占いアカデミー」HPにて
-
-主催-
URANAI gathering実行委員会
- Talk Session -
※表示順序は対談の組み合わせ順です
-
いけだ笑み
占術家
宇宙のからくりと人間存在の謎について、物心ついたころから考え続け、古代占星術と錬金術思想にたどりつく。1999年ごろから占星術のプロとしての活動。講師活動、研究会主催、雑誌への執筆に携わる。 著書は、『基本の「き」目からウロコの占星術入門』『基本の「き」目からウロコの占星術入門②』『ホラリー占星術』『ホロスコープが読めるようになる西洋占星術』(説話社)『フレンドリータロット』(太玄社)、共著『鏡リュウジの占星術の教科書ハイテクニック編Ⅴ』(原書房)など。
-
福田安佐子
国際ファッション専門職大学 助教
ゾンビ研究家
東京藝術大学大学院、京都芸術大学での非常勤講師を経て現職。日本学術振興会特別研究員として「ゾンビ映画研究:植民地主義とポストヒューマニズムの観点から」の題目で研究を行う。単著に、『ゾンビの美学:植民地主義・ジェンダー・ポストヒューマン』(人文書院)、共著に『ヒューマン・スタディーズ:世界で語る/世界に語る』(集広舎)ほか。
-
鏡リュウジ
占星術研究家、翻訳家
雑誌やテレビなど幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。占星術に対しての心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新した。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授を務めるほか、国内外で活躍中。
-
濱野清志
京都文教大学 臨床心理学部臨床心理学科 教授
臨床心理学研究科長
京都大学法学部および教育学部を卒業後、大学院で臨床心理学を学ぶ。京都大学助手、九州大学助教授を経て現職。臨床心理士。気の研究によって京都大学博士(教育学)を取得。大学で趣味と実益を兼ねて気功教室を主催している。著書に、『覚醒する心体―こころの自然/からだの自然』(新曜社)がある。
-
ぐら
古典占星術師
幼少からの天文ファン。占星術独学後、古典占星術をペトロス・エレフセリアディス、肉眼での天体観測を主体としたメソポタミアの天文占星術をルーメン・コレブに学ぶ。2009年以降、統計占星術サービス運営、占星術鑑定、天体観望会、占星術ライブ講座を主催。
-
小林憲正
横浜国立大学工学研究院 非常勤教員 (名誉教授)
宇宙生物学者
米国メリーランド大学化学進化研究所博士研究員、横浜国立大学大学院工学院教授などを経て2020年より現職。専門は分析化学とアストロバイオロジー。研究テーマは初期地球および地球外での有機物生成と生命の起源、地球外生命探査法の検討など。著書に、『地球外生命』(中公新書)、『生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか』(講談社)など。
-
SUGAR
占星術研究家
慶大哲学科卒。2009年より占星術家として本格的に活動を開始。哲学や短歌、文学やサブカルなどをクロスオーバーする占星術家。
-
櫻井武
筑波大学医学医療系および国際統合睡眠医科学研究機構教授
医師、医学博士
日本学術振興会特別研究員、筑波大学基礎医学系講師、テキサス大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員、筑波大学大学院准教授、金沢大学医薬保健研究域教授を経て、現職。1998年、覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見。令和7年度科 文部科学大臣表彰「科学技術賞」など受賞歴多数。著書に、『「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」』(講談社)ほか。
-
真木あかり
占術家
学習院大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道に。モットーは「占いを使って、自分の人生を能動的に生きる」。『シンプル四柱推命 最強の人生をプランニングできる』(主婦の友社)、著書多数。女性誌での連載など、著書・連載・アプリ監修などを手掛る。
-
古田徹也
東京大学大学院 人文社会系研究科 准教授
哲学者
「言語」「心」「行為」の各概念を手掛かりに、主に西洋近現代の哲学・倫理学を研究。著書に、『言葉なんていらない? 私と世界のあいだ』(創元社)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『不道徳的倫理学講義 人生にとって運とは何か』(ちくま新書)ほか。